IMPORTANT
- 2023 年 10 月 18 日以前に作成し、実行待ち、または、停止中のプレディクティブコールは実行できません。
プレディクティブコールは、一度に複数の電話番号へ自動発信し、相手が電話に出た発信先のみを、待機中のユーザーへ繋ぐことができる発信方法です。また、プレディクティブコールの履歴のみを CSV ファイル形式でダウンロードし、通電率、再発信リストの作成もできます。
必要な権限、契約
- この機能の利用には別途契約が必要です。
- この機能は、プレディクティブコール設定権限があるユーザーのみ利用できです。
目次
Step 1: グループを作成する
プレディクティブコールでは、設定した発信先リストへ発信し、相手が応答した場合は設定したグループへ着信が発生します。
- https://account.miitel.jp/v1/signin にアクセスし、管理者権限があるユーザーで MiiTel Analytics にログインします。
-
画面右上の [MiiTel Admin を開く] をクリックします。
- [ユーザー] > [ユーザーグループ] をクリックします。
- [ユーザーグループを作成] をクリックします。
- 以下を設定後、[保存] をクリックします。
1グループ名: 作成するグループの名前を設定
2着信音選択: 鳴動させたい着信音を選択する
3ユーザーの割り当て: 作成するグループのユーザーにチェックを入れる
NOTE
- 次の特殊半角文字はグループ名に使用できません。
, ( ) ^ \ " - MiiTel Phone Mobile の着信音は変更できません。
- 着信音は、デフォルト以外の 5 種類から選択できます。
- 着信音を確認したい場合は、設定後にテスト発信し、実際に MiiTel Phone を鳴動させてください。
- ユーザーが複数ある場合、検索ボックスを利用すると、ログイン ID、ユーザー名、内線番号からユーザーを検索できます。
- ログイン ID、ユーザー名、内線番号は、各列名をクリックすると降順、または、昇順にユーザーを並び替えることもできます。
- グループを新規作成する際は、重複しない 4 桁のグループ番号が自動設定されます。変更する場合は、「グループを編集する」の方法で変更します。
- 作成したグループで着信を受けるようにするには着信ルール設定が必要です。詳しくは「着信ルールを設定する」を確認してください。
Step 2: キューイングを設定する (必要な場合だけ)
キューイングを設定しておくと、応答できるユーザー数以上の相手先が応答した場合に、音声ガイダンスを流して保留状態 (待ち呼) にできます。
キューイングを設定せずにプレディクティブコールを実行する場合は、「Step 3: プレディクティブコールを設定する」へ進んでください。
NOTE
- https://account.miitel.jp/v1/signin にアクセスし、管理者権限があるユーザーで MiiTel Analytics にログインします。
-
画面右上の [MiiTel Admin を開く] をクリックします。
- [着信] > [キューイング] をクリックします。
- [キューイングを追加] をクリックします。
- 以下の項目を設定し、[保存] をクリックします。
1ユーザーグループ: キューイングで呼び出すグループ。Step 1 で作成したグループを指定する
2名前: 作成するキューの名前を入力する
3説明: 作成するキューイング設定の説明を入力する
4呼び出し方式: オペレーターを呼び出す順番を指定する
「一斉鳴動」
- ユーザーを一斉に呼び出す
- 最初に応答したユーザーが繋がる
「最も待ち時間の長い人を鳴動」
- 該当のキューイングで通話してから待ち時間が最も長いユーザーを呼び出す (キューイング以外の着信、および、発信は待ち時間のカウントに含まれない)
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過しても、呼び出されるユーザーは変わらない
- 着信が来たユーザーが応答できず MiiTel Phone の [拒否] をクリックしたら、次に待ち時間の長いユーザーを呼び出す
- 呼び出されたユーザー以外の電話は鳴らない
NOTE
- 待ち時間の集計情報は、1 日に 1 度メンテナンス時間帯にリセットされます。
「最も通話回数が少ない人を鳴動」
- 該当のキューイングで通話した回数が少ないユーザーを呼び出す (キューイング以外の着信、および、発信は通話回数のカウントに含まれない)
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過しても呼び出されるユーザーは変わらない。
- 着信が来たユーザーが応答できず MiiTel Phone の [拒否] をクリックしたら、次に通話回数が少ないユーザーを呼び出す
- 呼び出されたユーザー以外の電話は鳴らない
NOTE
- 通話回数の集計情報は、1 日に 1 度メンテナンス時間帯にリセットされます。
「ランダムに鳴動」
- ランダムにユーザーを1人ずつ呼び出す
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過すると、ランダムに次のユーザーを呼び出す
- 呼び出されているユーザー以外の電話は鳴らない
「順繰りに鳴動」
- ユーザーを1人ずつ呼び出す
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過すると、次のユーザーを呼び出す
- 呼び出されているユーザー以外の電話は鳴らない
5待ち呼時に繰り返し流れる音声: 電話をかけてきた方がユーザーにつながるまでの間流れるサウンドを設定する。サウンドは、あらかじめサウンド管理で登録する
6呼び出し秒数: ユーザーを呼び出す秒数。秒数を超えると、指定された待ち時間のあとに次のユーザーを呼び出する
7待ち時間 (秒): 電話をかけてきた方を最大何秒間待たせるかを指定する。指定した秒数を過ぎたら電話は自動的に切れる
8呼び出しインターバル (秒):ユーザーの呼び出しに失敗した場合、ユーザーを再度呼び出すまでの待ち時間
9待ち呼数: 最大何人を待たせるかを指定する
Step 3: プレディクティブコールを設定する
プレディクティブコールを設定します。 通常の設定方法とテンプレートを使用した設定方法があります。
NOTE
- 発信先のリストを追加する場合は、[追加] をクリックして CSV ファイルを選択します。インポート済みの発信先リストと重複する電話番号がある場合は、ファイルを追加できません。
- をクリックすると発信先を削除できます。
Step 4: プレディクティブコールを実行する
- プレディクティブコール設定直後の場合は、[▶︎ 実行開始] をクリックします。
NOTE
- すでに作成済みのプレディクティブコールを実行する場合は、[編集] > [詳細] > [▶︎ 実行開始] をクリックします。
- [ 更新] をクリックし、「状態」に表示される実行状況を確認します。(発信結果を確認する場合は、[編集] > [詳細] をクリックします)
IMPORTANT
- 同時に実行できるプレディクティブコールは最大 6 つです。
- 実行開始したプレディクティブコールを停止するには、[停止] をクリックします。
- 停止したプレディクティブコールを再開するには、[▶︎ 実行開始] をクリックします。発信先リストの未発信番号から発信を再開します。
- 実行中、または、停止したプレディクティブコールを中止するには、[✕ 中止] をクリックします。中止したプレディクティブコールを再開することはできませんので、ご注意ください。
- 1 つのプレディクティブコールを実行開始してから停止するまでの時間の上限は 6 時間です。超過した場合、タイムアウトとなりエラーが表示されます。
- プレディクティブコール開始後に設定変更する場合、[編集] > [詳細] > [編集] をクリックして変更できます。
- 設定したリストへの発信が完了すると「完了」と表示されます。(最新の状況を確認する場合、[ 更新] をクリック確認します)
- 実行したプレディクティブコールの [編集] > [詳細] を選択します。発信した結果を確認します。
- : 発信先が応答しユーザーと通話がなされた ( をクリックすると、当該の応対履歴画面に遷移する)
- 不通: 呼び出し時間内*1 に発信先が応答しなかった、または、発信先が着信を拒否した
- 切断: キューに入った発信先が通話を終了した、または、ユーザーが待ち時間内*2 に応答できなかった
- 空欄: 未発信
*1 プレディクティブコールの [呼び出し時間 (秒)] に設定されている秒数
*2 キューイング設定の [待ち時間 (秒)] に設定されている秒数
NOTE
- プレディクティブコールの発信不在履歴は、応対履歴一覧に「プレディクティブコール」と表示されます。
- プレディクティブコールの履歴のみを CSV ファイル形式でダウンロードできます。詳しくは「プレディクティブコールの履歴を CSV ファイルでダウンロードする」を確認してください。
テンプレートを作成する
- https://account.miitel.jp/v1/signin にアクセスし、MiiTel Analytics にログインします。
- MiiTel Analytics で [プレディクティブコール] をクリックします。
- [+ テンプレートから作成] をクリックします。
- [+ テンプレートを追加] をクリックします。
- 以下の各項目を設定します。
1名前: 作成するテンプレートの名前を入力する
2回線名 (電話番号): 使用する発信番号を設定する
3同時発信数:同時に発信する件数を設定する(上限値は回線のチャネル数に応じて異なる)
4ユーザーの呼び出し方法: ユーザーの呼び出し方法を選択する
「キューイング」
キューイングを利用してユーザーを呼び出す。利用するキューイングを設定する
「グループ一斉鳴動」
グループを利用してユーザーを呼び出す。利用するグループを設定する
5呼び出し時間 (秒): 発信先を呼び出す秒数を設定する(10 から 360 秒まで設定可能)
6グループ呼び出し時間 (秒): ユーザーの呼び出し方法で「グループ一斉鳴動」を選択した場合だけ設定する。グループを呼び出す秒数 (10 から 3600 秒) を設定する