プレディクティブコールは、一度に複数の電話番号へ自動発信し、相手が電話に出た発信先のみを、待機中のユーザーへ繋ぐことができる発信方法です。
プレディクティブコールを実行するには「プレディクティブコールを実行する」をご確認してください。
IMPORTANT
- 本機能の利用には別途契約が必要です。また本機能を設定できるのは、 MiiTel 管理者が各サービス権限で「プレディクティブコール設定権限」を付与したユーザーのみです。
Step 1: キューイングを設定する
プレディクティブコールでは、MiiTel で設定した発信先リストへ発信し、相手が応答した場合は MiiTel へ着信が発生します。その時点で応答できるユーザー数以上の相手先が応答した場合は、音声ガイダンスを流し保留状態 (待ち呼) にする必要があるため、あらかじめキューイング設定を設定しておきます。
IMPORTANT
- 設定・変更内容は、日付をまたいで翌日午前 3 時半頃に反映されます。
- 管理者権限があるユーザーで MiiTel Admin にログインします。 (MiiTel Admin にアクセスするには、MiiTel Analytics 画面右上の歯車アイコンをクリックします)
- [着信] > [キューイング] をクリックします。
- [キューイングを追加] をクリックします。
- 以下の項目を設定し、[保存] をクリックします。
1ユーザーグループ: キューイングで呼び出すグループ。グループは、あらかじめグループ管理で作成する
2名前: 作成するキューの名前を入力する
3説明: 作成するキューイング設定の説明を入力する
4呼び出し方式: オペレーターを呼び出す順番を指定する
「一斉鳴動」
- ユーザーを一斉に呼び出す
- 最初に応答したユーザーが繋がる
「最も待ち時間の長い人を鳴動」
- 該当のキューイングで通話してから待ち時間が最も長いユーザーを呼び出す (キューイング以外の着信、および、発信は待ち時間のカウントに含まれない)
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過しても、呼び出されるユーザーは変わらない
- 着信が来たユーザーが応答できず MiiTel Phone の [拒否] をクリックしたら、次に待ち時間の長いユーザーを呼び出す
- 呼び出されたユーザー以外の電話は鳴らない
NOTE
- 待ち時間の集計情報は、1 日に 1 度メンテナンス時間帯にリセットされます。
「最も通話回数が少ない人を鳴動」
- 該当のキューイングで通話した回数が少ないユーザーを呼び出す (キューイング以外の着信、および、発信は通話回数のカウントに含まれない)
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過しても呼び出されるユーザーは変わらない。
- 着信が来たユーザーが応答できず MiiTel Phone の [拒否] をクリックしたら、次に通話回数が少ないユーザーを呼び出す
- 呼び出されたユーザー以外の電話は鳴らない
NOTE
- 通話回数の集計情報は、1 日に 1 度メンテナンス時間帯にリセットされます。
「ランダムに鳴動」
- ランダムにユーザーを1人ずつ呼び出す
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過すると、ランダムに次のユーザーを呼び出す
- 呼び出されているユーザー以外の電話は鳴らない
「順繰りに鳴動」
- ユーザーを1人ずつ呼び出す
- [呼び出し秒数] に設定した秒数を経過すると、次のユーザーを呼び出す
- 呼び出されているユーザー以外の電話は鳴らない
5待ち呼時に繰り返し流れる音声: 電話をかけてきた方がユーザーにつながるまでの間流れるサウンドを設定する。サウンドは、あらかじめサウンド管理で登録する
6呼び出し秒数: ユーザーを呼び出す秒数。秒数を超えると、指定された待ち時間のあとに次のユーザーを呼び出する
7待ち時間 (秒): 電話をかけてきた方を最大何秒間待たせるかを指定する。指定した秒数を過ぎたら電話は自動的に切れる
8呼び出しインターバル (秒):ユーザーの呼び出しに失敗した場合、ユーザーを再度呼び出すまでの待ち時間
9待ち呼数: 最大何人を待たせるかを指定する
Step 2: プレディクティブコールを設定する
Step 1 で設定したキューイングを使用してプレディクティブコールを設定します。 通常の設定方法とテンプレートを使用した設定方法があります。
NOTE
- プレディクティブコールを実行するには、「プレディクティブコールを実行する」を確認してください。
テンプレートを作成する
- MiiTel Analytics で [プレディクティブコール]
をクリックします。
- [+ テンプレートから作成] をクリックします。
- [+ テンプレートを追加] をクリックします。
- 以下の各項目を設定します。
1名前: 作成するテンプレートの名前を入力する
2回線名 (電話番号): 使用する発信番号を設定する
3キュー: あらかじめ作成したキューイングを設定する
4同時発信数: 同時に発信する件数を設定する(1 から 50 件まで設定可能)
5呼び出し時間 (秒): 発信先を呼び出す秒数を設定する(10 から 360 秒まで設定可能)
6待ち時間 (秒): 発信先が応答し通話可能なユーザーを呼び出す秒数を設定する(10 から 360 秒まで設定可能)
7発信間隔 (秒): 発信または通話終了後に次の発信を行うまでの秒数を設定する(1 から 360 秒まで設定可能)