着信ルールは、外線着信時、どのような流れで着信を受けるか決めるルールです。着信ルール管理では、営業時間や営業時間外などご利用場面に適した着信ルールを複数作成できます。
着信ルール設定時、必ず着信を受けるグループの設定が必要になるため、事前にグループ作成しててください。
着信ルールを設定する
- https://account.miitel.jp/v1/signin にアクセスし、管理者権限があるユーザーで MiiTel Analytics にログインします。
-
画面右上の
をクリックします。
- [着信] > [着信ルール] をクリックします。
- [着信ルールを追加] をクリックします。
- 着信時、その着信に対してどのようにな振る舞いを行うかなど下図のように設定します。

1作成する着信ルールの名前を入力する
2作成するルールの詳細説明を入力する
3着信に対してどのような振る舞いをするか設定する
- グループのユーザー全員を鳴動させる: 設定したグループユーザーを指定した秒数呼び出す。設定した呼び出し秒数経過しても誰も応対しなかった場合、電話が切れる。もし、このアクションの次に別のアクションを設定している場合は、そのアクションが実行される。
- サウンドを再生する: 設定したサウンドファイルが発信元に流れる。再生が終了すると電話が切れる。もし、このアクションの次に別のアクションを設定している場合は、そのアクションが実行される。
- 留守番電話: 設定した留守番設定が実行される。
- 自動転送: 設定した自動転送に設定されている電話番号に着信が転送される。もし、転送先が応答しなかった場合、電話が切れる。しかし、このアクションの次に別のアクションを設定している場合は、そのアクションが実行される。
- キューイング: (ご利用には別途ご契約が必要) このアクションを設定するとキューイング設定を着信ルールに設定できる。
- サウンドを再生し、ユーザーからのボタン入力を受ける: (ご利用には別途ご契約が必要) 例えば「日本語をご希望の方は 1 を押してください。For English speaker, press 2 .」のような、自動音声を再生し、発信元が選択した番号に設定したアクションを実行できる。
4アクションを追加し、作成したアクションの次に実行する振る舞いを設定
IMPORTANT
- 登録した着信ルールは フィルタ設定するまで有効になりません。
設定例 1: グループのユーザーを一斉鳴動
例えば、平日の営業時間中にかかってきた電話は、インサイドセールス部門の全員の電話を鳴動させたい、とします。この場合、「グループのユーザー全員を鳴動させる」を選択し、該当のグループを選択します。「呼び出し時間」を設定すると、一定時間呼び出して応答がなかった場合、切断します。

IMPORTANT
- [呼び出し時間 (秒数)] は、MiiTel Phone が着信鳴動する秒数ではなく、MiiTel システムが呼び出しを開始し、終了するまでの時間を設定します。 実際に MiiTel Phone が着信鳴動する秒数は、ご利用デバイスやネットワーク状況により [呼び出し時間 (秒数)] とは一致しない場合があります。 そのため [呼び出し時間 (秒数)]は、長めの設定を推奨します。
設定例 2: サウンドを再生し、再生終了後切断
例えば、営業時間外にかかってきた電話は担当者の電話を呼び出しせず、自動音声 (例:「お電話ありがとうございます。恐れ入りますが営業時間は朝 9 時から 18 時までとなっております。恐れ入りますが営業時間内におかけ直しください」) を再生して再生終了後に切断するようなケースでは「サウンドを再生」をアクションに設定します。

IMPORTANT
- 同一着信ルール内で同じ音声ファイルを 2 回設定することはできません。設定した場合、最初に実行されるアクションでのみ音声ファイルが再生され、2 回目では再生されません。
設定例 3: 自動音声で着信先グループを振り分け (IVR)
IMPORTANT
- この設定を行う場合、追加料金が発生します。ご利用をご希望の場合は、担当営業、カスタマーサクセス、または、サポートへお問い合せください。
例えば「日本語をご希望の方は 1 を押してください。For English speaker, press 2 .」のような、自動音声を再生して、日本語を希望の方は日本語担当グループ、英語を希望の方は英語担当グループの電話を鳴動させる場合「サウンドを再生し、ユーザーからのボタン入力を受け付ける」のアクションを組み合わせて利用します。

- アクション 1 で [サウンドを再生後、ユーザーからのボタン入力を受け付ける] を設定します。
- ボタン入力についてのサウンドファイルを設定します。
- [入力] に発信元に選択させる番号を設定します。
- 右に表示さあれるアクション 1 設定項目に手順 3 で設定した番号が選択された時の振る舞いを設定します。
- 3 と 4 の操作を繰り返し、振り分け先の数だけ選択させる番号とその番号に対しての振る舞いを設定します。
- 設定後 [保存] をクリックします。
NOTE
- 着信ルール内の複数アクションに「サウンドを再生し、ユーザーからのボタンを受け付ける (IVR)」を設定できません。

設定例 4: 自動音声の後にグループのユーザーを一斉鳴動
例えば「この電話は応対の品質向上のために録音させていただいております。」のようなサウンドを再生して、インサイドセールス部門の全員の電話を鳴動させたい場合「サウンドを再生する」と「グループのユーザー全員を鳴動させる」を組み合わせて設定します。

IMPORTANT
- [呼び出し時間 (秒数)] は、MiiTel Phone が着信鳴動する秒数ではなく、MiiTel システムが呼び出しを開始し、終了するまでの時間を設定します。 実際に MiiTel Phone が着信鳴動する秒数は、ご利用デバイスやネットワーク状況により [呼び出し時間 (秒数)] とは一致しない場合があります。 そのため [呼び出し時間 (秒数)]は、長めの設定を推奨します。
設定例 5: 自動転送
特定の時間帯や電話番号に入った着信を自動転送して携帯電話や固定電話で応答したい場合「自動転送」を設定します。

IMPORTANT
- [[呼び出し時間 (秒数)] は、MiiTel Phone が着信鳴動する秒数ではなく、MiiTel システムが呼び出しを開始し、終了するまでの時間を設定します。 実際に MiiTel Phone が着信鳴動する秒数は、ご利用デバイスやネットワーク状況により [呼び出し時間 (秒数)] とは一致しない場合があります。 そのため [呼び出し時間 (秒数)] は、10 秒以上を推奨します。
設定例 6: 留守番電話設定
例えば「ただいま電話に出ることができません。発信音の後にメッセージを録音してください」のようなサウンドを再生し、その後、留守番電話でメッセージを残せるようにするには「サウンドを再生する」と「留守番電話」を組み合わせて設定します。

アクション 1 を設定後、
をクリックしてアクション 2 の設定画面を表示させます。
着信ルールを変更する
- https://account.miitel.jp/v1/signin にアクセスし、管理者権限があるユーザーで MiiTel Analytics にログインします。
-
画面右上の
をクリックします。
- [着信] > [着信ルール] をクリックします。
- 編集したい着信ルール右横の [
] > [編集] をクリックします。

- 編集後、[保存] をクリックします。

着信ルールを複製する
- https://account.miitel.jp/v1/signin にアクセスし、管理者権限があるユーザーで MiiTel Analytics にログインします。
-
画面右上の
をクリックします。
- [着信] > [着信ルール] をクリックします。
- 編集したい着信ルール右横の [
] > [複製] をクリックします。

- 編集後、[保存] をクリックします。

着信ルールを削除する
- https://account.miitel.jp/v1/signin にアクセスし、管理者権限があるユーザーで MiiTel Analytics にログインします。
-
画面右上の
をクリックします。
- [着信] > [着信ルール] をクリックします。
- 編集したい着信ルール右横の [
] > [削除] をクリックします。

- 確認画面で削除対象の着信ルールを確認し [削除] をクリックします。

IMPORTANT
- 着信ルールを削除すると、設定されているフィルタも同時に削除されます。