お客様の組織が Salesforce をお使いの場合、本設定を行うと活動履歴を自動的に作成し、応対履歴ページへの URL をコメントに登録します。
- 本機能を登録するには、事前に「Salesforce 連携」を設定する必要があります。
- 自動転送先の応対履歴は、Salesforce に活動履歴登録されません。
Salesforce 活動履歴登録機能を設定する
- MiiTel Analytics で [設定]
をクリックします。
-
[Salesforce 活動履歴連携] をクリックします。
-
Salesforce 活動履歴連携の画面で [機能を有効にする] チェックボックスにチェックを入れます。
- 各項目を設定します。
① 活動履歴登録:活動履歴をいつ作成するか指定します。
<通話開始後> 通話開始後に活動履歴が登録される
<通話終了後>通話終了後に「ダイヤル開始時刻」「通話開始時刻」「通話終了時刻」「応対メモ」も登録することができます。
② 件名:活動履歴に表示される MiiTel 応対履歴の名前を設定
③ 状況:活動履歴を登録する際の状況ステータスを設定
* 「完了」「Completed」を設定すると活動履歴として登録されますが、「未完了」「Open」を設定すると今後の活動として登録されます。
④ ダイヤル開始時刻:発信または鳴動開始した時間を登録する「日付/時刻」型のカスタム項目を設定
⑤ 通話開始時刻:通話を開始した時間を登録する「日付/時刻」型のカスタム項目を設定
⑥ 通話終了時刻:通話を終了した時間を登録する「日付/時刻」型のカスタム項目を設定
⑦ 応対メモ:応対メモを登録する「選択リスト (複数選択)」型のカスタム項目を設定
「応対履歴」を登録するカスタム項目は、以下のように作成してください。
1. 「STEP 1. データ型の選択」画面で [選択リスト(複数選択)] を選択
2. 「STEP 2. 詳細を入力」画面で以下のように設定
① 「項目の表示ラベル」 に応対メモなど何を登録する項目かわかる名前を設定
② 「値」で [各値を改行で区切って入力します。] を選択
③ 表示されるボックスに応対メモなどダミーの選択リストを作成(設定上、空欄にできないため)
④ [値セットで定義された値に選択リストを削除します。] のチェックを外す
3. 画面右下の [次へ] をクリックし、「ステップ 4. ページレイアウトへの追加」画面まで進み [保存] をクリック
- ダイヤル開始時刻, 通話開始時刻, 通話終了時刻, 応対履歴は、「活動履歴登録」設定項目で「通話終了後」を選択した場合のみ設定できます。

- ToDo にカスタム項目を作成することはできません。
⑧ コメント: 活動履歴項目のコメントに記入する差込項目を設定
- [差し込み項目] からコメントに記載したい項目をクリックし設定します。
- コメントに表示される各項目名を下図のように設定します。
⑨ コメント(不在発信・不在着信): 不在発信 / 着信のコメントに記入する差込項目を設定
- 上記設定後、[保存] ボタンをクリックします。
-
Salesforce 上には、以下のように登録されます。
- 着信不在と留守番電話の MiiTel 応対履歴には、Salesforce 連携に使用した Salesforce ユーザー名が任命先に登録されます。
- 取引先責任者、取引先、リードのオブジェクト内でクリック to コール機能を利用した場合、クリック to コールを行った Salesforce レコードに活動履歴を作成します 。
- 上記以外の場合 (カスタムオブジェクトなど)、電話番号を元に紐付ける対象の取引先責任者、取引先、リードを自動的に探し、該当レコードに活動履歴を作成します。もし、電話番号が複数のオブジェクトで見つかった場合、取引先責任者 (Contact)、取引先 (Account)、リード (Lead) の優先順位で取得し、同一のオブジェクトで複数のレコードが見つかった場合は、最終更新日が最新のレコードに登録します。
- 不在発信、不在着信の場合、コメントに「不在」と表示されます。
- Salesforce の REST API を用いるため、以下のように API 使用量を消費します。
- 該当する任命先を検索するために最大 3 回分消費します (取引先責任者、取引先、リードの順番で 3 つのオブジェクトを参照し該当の電話番号を持つレコードを検索します。そのため、電話番号がリードに登録されている場合は、3 つのオブジェクトを参照するため最大 3 回分の API を消費します)
- MiiTel 活動履歴の作成時に 1 回分消費します。
- MiiTel 活動履歴に音声認識結果が挿入されるよう設定した場合、音声認識結果挿入時に 1 回分消費します。
- MiiTel Phone で通話終了後、応対メモ登録時に 1 回分消費します。
- 応対履歴画面または MiiTel Phone Mobile で応対メモの追加・削除を行うと 1 回分消費します。
- MiiTel が利用する Salesforce API バージョンは 51.0 です。API の確認方法は、Salesforce の Edition および API バージョンを確認する方法をご確認ください。
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